【小学校中高学年向け】宇宙ではどうして身体が浮くんだろう?【夏休み自由研究】

ふしぎがいっぱいな宇宙。宇宙の大きさは私たちが想像もできないくらい大きく、
宇宙の中にある星の数は地球上にあるすべての砂粒の数よりも多いそうですよ!

テレビなどで宇宙飛行士が宇宙でぷかぷか浮いている様子を見たことがある人もいるかな?
私たちの住んでいる地球では体は浮かないのに、どうして宇宙では身体が浮いてしまうんだろう?
夏休みのいま、そんなふしぎを調べ、自由研究としてまとめてみよう!

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目次

調べるテーマ

宇宙でどうして身体が浮かぶのかを解決するために、調べることを確認しよう!

  • 重力って何?
  • 慣性の法則
  • 結局どうして浮かんでいるの?

今日はこの3つについて調べて、まとめてみよう!



重力(じゅうりょく)について知ろう

重力ってなに?

重力は、地球がいろんなものを、自分の中心に引っ張ろうとする力のことです。
この重力があることによって、私たちは歩いたり、走ったりすることができます。

なぜ地球には重力があるの?

少し難しい言葉で、「万有引力(ばんゆういんりょく)の法則」というものがあります。
これは、すべての物体にはものをひっぱる力がある、ということです。
太陽や月、地球だけではなく私たちにも万有引力はあるんですよ!
私たちに比べて地球や太陽はとても重たいから、身体を引っ張る力も大きいんです。

この「万有引力」で、地球が私たちの身体をひっぱってくれるおかげで、
立ったり座ったりということができます。

つまり重力とは
地球では、万有引力によって私たちが地球に
ひっぱられる力のことなんだね!
だから私たちは空中にぷかぷか浮かばないんだ!

宇宙では重力がない?

テレビで宇宙の映像を見るとき、宇宙船の中や、国際宇宙ステーションの中で
ぷかぷか浮いている宇宙飛行士さんの映像を見たことがあるかもしれません。

「じゃあ、宇宙では重力がないから身体が浮くの?」
と、思ったひともいるかもしれません。

宇宙は重力がない?
実は宇宙は「無重力」ではないんだ。
その理由を考えてみよう!

 無重力:重力がない状態のこと

慣性(かんせい)の法則について知ろう

慣性(かんせい)の法則ってなに?

宇宙で身体が浮かぶ理由を考えるために、これも知っておこう。
また少し難しい言葉がでてきましたね。でも大丈夫!みんなも必ず知ってます!

慣性の法則とは、物体が止まっている状態を続けようとすること、動いている状態を
続けようとすることをいいます。
つまり、いまの状態を続けようとすることです!

難しい・・・どういうこと?

例えば、あなたが今から電車に乗ります。
電車に乗って、電車が発進するとき、進む方向とは逆の方向に身体が傾きませんか?
これは、あなたの身体が「止まっている状態を続けよう」としているんです!

では逆に、電車が止まる時を想像してみてください。
電車が目的地について停車するとき、ブレーキを掛けます。
電車がブレーキをかけると、あなたの身体はおっとっと、と進行方向に傾くことが想像できると思います。これは「物体が動いている状態を続けよう」としているんですね!

つまり慣性の法則とは
私たちが電車に乗って、ブレーキがかかったときに
感じる力のことなんだね!

宇宙で身体が浮いてしまう理由

難しい話をたくさんしてきたけど、ようやく本題です!

実は、無重力な空間というものはありません。
例えば国際宇宙ステーションでは、高さ400kmの上空を、時速約2.8万kmの速さで
ぐるぐる回っています。国際宇宙ステーションがぐるぐる回っているということは、そこにいる宇宙飛行士には慣性の法則で、宇宙ステーションと同じ速さで動いています。
このぐるぐる回っている速さと、国際宇宙ステーションにかかる
地球の重力がつり合っている(同じちから)だから、無重力に感じているんですね。



まとめ

いかがでしたか?

宇宙は無重力ではなく、重力などの力がかかっているけど、それと同じくらいの別の力がかかっているから無重力に感じる、ということをまとめました!

難しい話もしましたが、身近な電車などにたとえてみると少しわかりやすいですね!

自由研究としてこちらの記事を参考にしながら、自分のわかりやすい言葉でまとめてみてください♪

ありがとうございました!

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