【小学校高学年向け】羽のない扇風機(せんぷうき)のしくみを調べてみよう!

自由研究で羽のない扇風機(せんぷうき)を調べてみませんか?

羽がないのに風が出るふしぎな扇風機(せんぷうき)の仕組みを調べてみましょう!

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目次

羽のない扇風機(せんぷうき)のしくみを調べてみよう!

「ふしぎ」を探して考えてみよう!

まず「ふしぎ」と思う箇所を探して考えてみましょう。新たな「ふしぎ」が見つかるかも?

羽のある扇風機(せんぷうき)と比べてふしぎに思うであろう箇所を記載しました。
家電量販店などに出かけて調査してみましょう。

風の入口、出口はどこ?

羽が付いている扇風機(せんぷうき)は、後ろから風が入り、前に風が出ています。

では羽のない扇風機(せんぷうき)は風がどこから入りどこから出ているのでしょうか。

羽がないのに風が出るのはなぜ?

羽がないのにどうやって風をすい込んでいるのでしょうか?
また、どうやって風を押し出しているのでしょうか。

ヒント:羽のない扇風機(せんぷうき)の下部の土台から何か聞こえませんか?
扇風機(せんぷうき)の近くでは風の力が弱い?

羽のない扇風機(せんぷうき)に手をかざしてみましょう。
遠くで手をかざした時より近くで手をかざした時の方が風の力が弱く感じませんか?

なぜ丸い形が多いの?

どの羽のない扇風機(せんぷうき)を見ても風が出る箇所は円やだ円の形のものが多いです。
なぜこのような形が多いのでしょうか?

仕組みの解説(かいせつ)

羽のない扇風機(せんぷうき)の仕組みを解説します。

風の出入口について

まず風についてですが、下部の土台に空いているすき間から風が入り、上部の円形の内側にあるすき間から円形に沿うように風が出ています。

羽について

実は下部の土台の中に羽があり、羽が回転して風を送り出しています。
そのため、土台からはモーター音のようなものが聞こえるはずです。

風の力の強さについて

周りの空気が巻き込まれるように風が送り出されるため、空気をすい込む力の約十数倍もの力が出ます。そのため一度にすい込む空気の量は少なく、風が出た直後は風の力が弱く感じますが、1mほど離れると風の力を強く感じるはずです。

周りの風を巻き込む原理
円形の内側から風が出ることにより、その部分は周りと比べて空気が速く流れ、圧力が小さくなります。
周りの動いていない空気は、空気が流れている時と比べると圧力が大きく、圧力に差があるので圧力が小さい方(円形の内側から出た風の方)へ力が働き、風の力が強くなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
土台の中に羽があるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。もう「羽がない」扇風機(せんぷうき)とは呼べませんね。
他にも身近で不思議なものを調べてみましょう!

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