今回は簡単に1日でできる自由研究を紹介(しょうかい)します。
小学4年生あたりで習う空気の膨張(ぼうちょう)を利用した温度計を作ってみましょう!
結果が分かりやすく原理もかんたんなので、自由研究をまとめるのも楽だと思います。
楽して自由研究をすばやく終わらせましょう!
目次
かんたんに作れるストローの温度計
準備するもの
ビン(口が細いもの)
ねん土
ストロー(長く透明(とうめい)な物が実験しやすい)
絵の具
水
実験準備
➀ 水に絵の具を入れ、色がついた水を作る
➁ ビンの中に色のついた水を入れ、ストローを差す
➂ ねん土をビンの口に付ける(ビンの口を完全にふさがない)
➃ ストローの上らへんまでくるように水をストローで吸(す)い、水位が下がらないようにストローの先を指で押さえる
水を口の中まで吸(す)い込まないように注意しましょう。
➄ ねん土でビンの口をしっかりふさぎ、ストローから指をはなす
水位が下がっていきますが、ビンの水面より高いばしょで止まればOK
ねん土がしっかりビンの口をふさいでないとビンの水面まで下がってしまいます。
実験方法
➀ 両手でビンをさわり、ビンを温める
しばらくするとストローの水の水位が上がっていきます
➁ 温めていた両手をはなす
しばらくするとストローの水の水位が下がっていきます
➂ 日が当たる場所、もしくはすずしい場所におく
長時間実験すると、水の蒸発(じょうはつ)などで正しい実験結果が出なくなります。
実験はすばやく終わらせましょう。
実験はすばやく終わらせましょう。
ストローの水の水位が上下するのはなぜ?
空気の膨張(ぼうちょう)が関係しています。
ビンを温めるとビンの中の空気が膨張(ぼうちょう)、つまり空気がふくらんでビンの中の水を押します。するとビンの中の水面が下がり、水をストローの中に押し出します。
なので、ストローの中の水の水位が上がるというわけです。

水の量を変えてみよう
ビンの中の水の量を増やすとどうなるかな?
結果を考えてから実験してみよう!
結果を考えてから実験してみよう!
参考サイト
学研 キッズネット 【100円ショップ大実験】水の上下で温度変化が分かる「ストロー温度計」
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本物の温度計を用意して、ストローに目盛(めもり)と温度を書き込めばストロー温度計が完成します。水は蒸発(じょうはつ)するので長く使えないのが残念です。
本物の温度計を用意して、ストローに目盛(めもり)と温度を書き込めばストロー温度計が完成します。水は蒸発(じょうはつ)するので長く使えないのが残念です。