暗号を作ったり、元の文に戻したりする装置を工作で作ってみましょう!
アルベルティの暗号円盤
単一換字式暗号が簡単にできる、星座版のような装置を作りましょう。 単一換字式暗号とは、元の文の文字と暗号文の文字が1対1で対応している暗号のことです。50音に対して、「あ→わ」や「い→45」や「う→☆」のように文字を置き換えて暗号にします。
用意するもの
段ボール
真ん中を留めるわりピン
作り方
1.段ボールを大・小2つの円に切り取ります。
2.2枚の円を中心が重なるように重ね、中心に穴をあけてわりピンで固定します。
3.50音やアルファベットなど、元の文に使いたい文字の数に従って円に線を引いてケーキのように区画を当分していきます。
4.外側に平文に使う文字、内側に暗号になる文字を書いていきます。
5.同じ装置をもう1枚用意します。
使い方
1.あらかじめ、最初の文字は円の外側の「あ」など、決めておいた1字をどこに合わせるのか決定するための文字と決めておきます。(毎回同じ文字と暗号の文字を対応させていると、暗号の秘密がばれてしまう可能性が高くなるので、通信するたびに円盤を回転させます。)
2.送る人は、2文字目以降から、円盤を見ながら元の文章を暗号文に変えます。
3.メッセージを受け取った人は、1文字目を見て円盤を合わせてから、2文字目以降を円盤を見ながら解読します。
まとめ
暗号を作って遊ぶことまでできる装置の作り方でした。
イメージがわかなかったよという人は、こちらのサイトに写真があるので見てみてください。