せっかく楽しい夏休みなのに、自由研究のテーマ決めすらできてなくてゆううつ…
そんな人も多いんじゃないでしょうか?
そんな人におすすめなのが、いつも買うものを手作りしてみるという簡単なものです。
自分で作るなら簡単なほうがいいですよね。難しいなら買ったほうがいいし…
ということで、今回は1日で簡単に出来る片栗粉の作り方をご紹介します!
片栗粉って何でできてるの?
片栗粉を作るにはまず原材料を知る必要がありますよね。
片栗粉はもともと「カタクリ」というユリ科の植物の根から抽出されたデンプンのことだと言われています。
冒頭に貼っている写真見ましたか?あれが、「カタクリ」の花です。
カタクリから作れるデンプンはごく少量なうえに、絶滅危惧種となっています。
代わりに大量生産されていてかつカタクリのデンプンと似た性質を持つジャガイモのデンプンが使われています。
デンプンって何?
植物が太陽エネルギー、水、二酸化炭素から作り出す炭水化物のこと
出典元:日本食品化工株式会社
簡単に言うとすりおろして水にさらしたときに水の底にたまる白い粉のことです。
沈殿(ちんでん)する粉ということで、デンプンと名づけられました。
片栗粉を実際に作ってみよう!
材料
- ジャガイモ
- ピーラー
- すりおろし器
- 輪ゴム
- ボウル
- さらし(なければきれいなふきん)
- バット(なければ平らなお皿)
- ゴムベラ
- カメラ
- 記録用紙

作り方
①ジャガイモの皮をむいてすりおろす
②すり下ろしたジャガイモをさらしで包み、輪ゴムで口を縛る
③たっぷり水を張ったボウルの中で10分程度揺らしながらもみほぐす
④ボウルの中でさらしをしっかり絞り、取り出す
⑤ボウルの水を15分放置し、水の中でデンプンが沈むのを待つ
⑥デンプンを残し、上澄み液をゆっくり捨てる(*)
⑦ボウルに新しく水をいれよくかき混ぜて15分置く(*)
⑧(*)を3回繰り返し3回目は1時間放置する
⑨同様に上澄み液のみを捨て、ゴムベラなどで底にたまったデンプンをほぐす
⑩バットの中に平らになるように広げ、半日程度乾燥させる
⑪かたまりをスプーンなどでつぶして細かくすると完成
完成した片栗粉を料理に使ってみよう!
スーパーで買った片栗粉と比べてみて違いはあるのかやってみるのも面白いと思います。
片栗粉は揚げ物やとろみ付けに使われるだけでなく、スイーツづくりにも使えますよ。
わらび餅や、クッキーなどレシピはたくさんあります!
インターネットで検索してみてください!
まとめ
スーパーで普通に買っているものが簡単にできたと思います。
今回はジャガイモでやりましたがほかのものでもデンプンが抽出できます。
たとえば、とうもろこしやサツマイモ、お米などもできます。
興味があればやってみると面白いと思いますよ!