夏休みの自由研究はどうですか?
まあなかなか進まないのが普通だから終わってなくても全然大丈夫ですよ!
1日でできる卵を使った自由研究を今回は紹介しようと思います。
目次
卵の白身と黄身を逆転させてみよう!
普段見るゆで卵って外側が白身で内側が黄身ですよね。
実は簡単に逆転させることができるんですよ!
お弁当に入れてもらったら盛り上がること間違いなしですね!
準備するもの
- 生卵
- ストッキング
- セロハンテープ
- 懐中電灯
- 画鋲
- クリップ
- 輪ゴム
作り方
①画鋲で卵の頭に穴をあける
②クリップを伸ばし、黄身を崩すようにかき混ぜる
③卵にセロハンテープをぐるぐるに貼る
卵が割れないようにするためです
④卵をストッキングに入れて両端を輪ゴムで止める
⑤ストッキングを回転させ、両端を引っ張り高速回転させる
⑥卵に懐中電灯の光を当てて黒くなっていることを確認する
普通の卵は明るいです
⑦お湯を沸騰させ、弱火で10分間転がしながらゆでる
転がしながらゆでることで白身の偏りをなくします
⑧余熱で少し置き、冷水にあてて冷まし、殻をむく

そのためストッキングの回転による遠心力で、中にある黄身が外側にいき、外側の白身が内側に移動し、黄身返し卵が出来上がります。

アレンジ
せっかく白身と黄身が逆になったのでお花の形でも作ってみましょう!
殻をむいたゆで卵に竹串をあて、ラップでくるみ、輪ゴムで縛りましょう。
もし竹串が無ければこちらから購入できます。
普通のゆでたまごで作ったお花と一緒にお弁当に入れるのも可愛いですね!
黄身返し卵の起源
実は、江戸時代に発刊された「万宝料理秘密箱」(器土堂主人 著)というレシピ本に
掲載されています。 😯
- 産み落とされて3日ほどたった有精卵の気室側に穴をあける
- 3日間ぬか味噌につける
- 卵を洗い、ゆでると完成
というシンプルな作り方です。
ぬか味噌で温まった卵の孵化が進み卵黄の幕が破れることで、
黄身と白身が混ざり合って反転するという仕組みですが
難易度が高く、ほとんど成功することが無いようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
江戸時代のレシピの難易度よりははるかに成功率は高いですが
今回の作り方でも失敗は多いです。
根気強くやりましょうね!
時間と卵に余裕があればストッキングに入れた卵の回転回数を変えて
どう変化があるかやってみるのもいいと思います。