どろだんごと言われるとどうしても「汚しそう」「べちゃべちゃ」「小学生にもなって…。」なんてマイナスイメージが出てきちゃいませんか?
でもいまではどろだんごをぴかぴかに磨いて、きれいなどろだんごを作れるということも知られてきています。
今回はどろだんごをぴかぴかに磨いて、オリジナルのまんまる宝石を作ってみましょう。
作り方や工夫したところ、大変だったところやむずかしかったところをまとめて、しっかりした自由研究にしましょう!
目次
対象学年
小学1年生、2年生、3年生、4年生、5年生、6年生
用意するもの
- 土台になる土(ねばりけがあるもの)
- 細かいすな
- 水
- 絵の具
- パレット
- ふで
- 表面がつるつるした下じき
土を自分で見つけるのは結構大変なので、楽天などで購入されるのがおすすめです。
自分で見つける場合はうまくできなくてもあきらめない気持ちが一番必要になりそうです。
まとめ方
どんな宝石があるのか調べてみよう。
ぴかぴかどろだんごの作り方をまとめてみよう。
作ったぴかぴかどろだんごの写真をとって工夫やむずかしかったところを書こう。
宝石の種類を調べよう!

パールや琥珀(こはく)、ローズクォーツ、タイガーズアイなどお気に入りの宝石を見つけてみよう。
パール
白やクリーム色をした宝石。
貝の体のなかで作られる宝石で「真珠」ともいうよ。
琥珀(こはく)
とうめい感のある黄色のものが多い宝石。
正しくは宝石ではなく、天然樹液(じゅえき)の化石なんだ。
とてもきれいなので昔から装飾品(そうしょくひん)として価値のあるもの。
ローズクォーツ
ローズクォーツは水晶(すいしょう)の一種でうすいピンク色をした宝石。
ほかの水晶にくらべてとってもめずらしい宝石だよ。
タイガーズアイ
金茶色に黒いしまもようが入っている宝石はタイガーズアイと呼ばれているよ。
古代のローマの人々は幸運を呼ぶ宝石として、タイガーズアイでお守りを作ったりしていたそうだよ。
ほかにも…。
紹介したもの以外にもヒスイ、オパール、インカローズ、ターコイズ、ラピスラズリ、スギライト、ダルメシアンジャスパーなどたくさんの宝石がある。
インターネットや図書館などで調べてみよう。
どろだんごの作り方
- ねばりけのある土に水を入れて、どろどろになるまでまぜよう。
ポイント!この土はどろだんごの中心になる土だよ。
- 1.のどろを手でにぎって、ぎゅうぎゅうと水をしぼり出しながら丸いだんごの形にしていこう。
- でこぼこがなくなり、きれいな丸い形になるように手のひらでころがしながら形を整えていく。
きれいな丸い形になったら手を洗って、しっかりと水をふきとろう。
- 3.に細かい土をふりかけて、あまった土を表面からこするようにしてはらっていこう。
手のひらでくずさないように軽くにぎって丸くしていく。
これを何度かくりかえして、きれいな丸にしていこう。ポイント!何度かくりかえすと硬くてツルツルしたどろだんごになってくるよ。うまくできるまで練習してみよう。 - 作りたい宝石の数だけどろだんごを作ったら、1時間くらいかわかそう。
宝石にしよう!
- どろだんごがかわいたら、お気に入りの宝石になるように絵の具で色をつけていこう。
ポイント!絵の具はできるだけ水をまぜないでぬっていこう。
水が多いと土がしめってくずれやすくなる。 - 絵の具がしっかりとかわいたら、下じきの上でやさしく何度も転がそう。
これでどんどんぴかぴかになってくる。
できあがったら完成!
まとめ
うまくぴかぴかどろだんごを作るには結構コツがいります。
子供と一緒に作っていると本当に不思議ですが、あっという間に子供の方がうまく作れるようになります。
これには本当にびっくりしました。
ぜひ「どうやったらうまく作れるかしっかり考えながら作ってるんだなー」と感じながら一緒に作ってみてくださいね。