夏休みといえばカラっと晴れた快晴が頭に浮かびますよね。
できれば自由研究も外で行えるようなものだと男の子はうれしいとおもいます。
今回は「風がなくても回る!ふしぎな太陽風車」をご紹介します。
どんなときに回って、どんなときに回らないか。よく回るようにどんな工夫があるかなど自由研究としてのテーマにはばっちりです。
小学5年生~6年生対象なので少しむずかしくなりますが、親子でいっしょに頑張ってみてはどうでしょうか!
目次
対象学年
小学5年生、6年生
用意するもの
- 大きめの保存(ほぞん)びん
- お弁当よう器などのとうめいなプラスチックのふた
- 黒画用紙
- ねんど
- シャープペンシルのしん(0.5mm・HB)
- セロハンテープ
- ボールペン
- 油性ペン
- ものさし
- コンパス
- はさみ
- 型紙用の紙
まとめ方
太陽風車の作り方を書こう
どんなときに回って、どんなときに回らないのか調べてみよう
台の色を変えてみたり、自分なりの羽根を作ってためしてみよう
作り方
羽根を作ろう!
- お弁当よう器などのとうめいなふたの平らな部分を画像のように切る。
ポイント!画像のような型紙を用意して、その上から油性ペンでなぞるとやりやすいよ。
実線部分は切る線、点線は折る線。 - まん中にボールペンの先などでくぼみを作っておこう。
ポイント!インクでくぼみがふさがってしまうと羽根が回らないので気を付けよう。
- 油性ペンで羽根をぬり分けておくと回る様子がよくわかる。
- ボールペンで作ったくぼみを上にして、1.の画像の点線で4ヵ所を上に折り曲げると羽根ができる。角度はだいだい60度ぐらいを目安にしよう。
台を作ろう!
- 黒い画用紙を画像のように切る。
ポイント!実線部分は切る線、点線は折る線。
コンパスなどで作図するときれいに作れるよ。 - 点線でおって、両はしをセロハンテープで止めよう。
台に羽根をつけよう!
- 紙の上でシャープペンシルのしんをこすって、しんの先をよくとがらせる。
5cmぐらいの長さに折り、保存ビンのふたを逆さにした上に、ねんどを使ってまっすぐに立てる。ポイント!とがらせた方を上に向けるようにしよう。
よくとがっていないと回らないことがあるよ。 - 黒い画用紙で作った台をかぶせて、シャープペンシルのしんの先に羽根をのせる。
羽根のまん中のくぼみをしんの先にのせる。
- ふたをしっかり押さえながら保存ビンを逆さにしてかぶせ、ゆっくり回してふたをしめたら完成だ!
ポイント!できあがったら太陽の光がよく当たる場所に置いてみよう。
しばらくすると外の風が当たっていないのにビンの中の羽根がくるくると回る。
まとめ
図形の作図などもならっていると思うので、上記画像も簡単に作れると思います。
できあがったら鏡で光を集めたり、かげにしたりして風車の回り方がかわるかどうか実験してみましょう。
こっそり答えを書いてしまうと、黒い画用紙が太陽の光を吸収しまわりの空気を温める。温められた空気はまわりの空気よりも軽くなるので上に上り、その空気の働きで風車が回ります。
子供からの「なぜ?」が難しそうであれば一緒にインターネットで調べたり、ヒントをあげてくださいね。