歌や音楽が好きな子供はいつの時代も一定数必ずいますよね。
そんな子供にスピーカーを買ってあげたいと思うお父さんお母さんもいるのではないでしょうか。
でもちょっと待ってください!
同じくらいの値段で買うくらいなら材料を買ってあげて、子供自身にオリジナルのスピーカーを作ってもらうのはどうでしょうか。
自由研究にもなりますし、こういった工作は親子で楽しめるのでぜひおすすめです!
目次
対象学年
小学5年生、6年生
用意するもの
- ちょう強力マグネット直径13mm(ネオジム磁石)
- 長いモノラルイヤホン(5m)
- メタリックタイ2本
- 目の細かい紙やすり(1500番が望ましい)
- スチールバケツ
- かんづめブリキポット
- えんぴつ3本(磁石の大きさにより6本にする)
- セロハンテープ
- カッターナイフ
- はさみ
- マスキングテープ
- 輪ゴム2本
- イヤホンジャックが使えるラジオ(アウトプット出力が大きい方が良い)
- 木の箱
- 紙の箱
- 1リットルカップ
- じょうろ
- おかしのよう器
- 紙コップ
- プラスチックカップなど
まとめ方
スピーカーの作り方を書こう
色んなスピーカーを作って音のひびきかたに違いがあるか調べてみよう
音のしんどうが伝わりやすい材料をつくって良く聞こえるものを調べてみよう
作り方
オリジナルスピーカーを作ろう!
- モノラルイヤホンコードのイヤホンとプラグ部分を切りはなす。
ポイント!イヤホン部分はぎりぎりの部分を切りはなそう。
プラグ部分は30cmぐらいの部分で切りはなそう。 - 長いコードと、プラグ部分のコードは2つにさいて単線にしよう。
ポイント!プラグ部分のコードは5cmくらいさけば十分だよ。
- 長いコードは先2cmぐらいのビニールをはずし、中の導線(どうせん)の色をたしかめて、赤い方を使おう。
ポイント!赤い方の長いコードの反対側と、プラグ部分のコードも同じようにビニールをむいておこう。
- 長いコードの両はし20cmのところにマスキングテープでしるしをつけておこう。
- えんぴつ3本とメタリックタイ2本を輪ゴムで2カ所とめたら、
20cmのしるしのところからコードをていねいにまいていこう。ポイント!磁石が直径13mmならえんぴつ3本、直径16mmならえんぴつ6本を使うとちょうどいい!
あまりきつくまきすぎるとえんぴつがぬけなくなる。 - まき終ったら輪ゴムをはずしてメタリックタイをねじってとめよう。
えんぴつをぬけばコイルが完成だ!えんぴつは1本ずつぬこう。
- コイルの両はじとプラグ部分のコードの両はじを紙やすりでていねいにこすりおとす。
ポイント!導線にはコーティングがされていて、そのままでは通電しない。紙やすりで30~40回くらいていねいにこすり落とすと通電するようになるよ
- コイルとプラグ部分のコードを接続しよう!
接続したらセロハンテープでとめておこう。ポイント!導線部分を「X」の形になるように重ねたらねじってひとつにする。半分にたたんで、もう一度ねじるときれいに接続できるよ。 - マグネットをバケツの底の中と外ではさんでくっつけて、コイルをセットしよう。磁石の上にきれいに置いたらメタリックタイをセロハンテープでバケツに固定しよう。
ネオジム磁石を口に入れたりしないこと。
もしまちがって飲んでしまうととても危ない! - ラジオのチャンネルを合わせて、音がでていることをたしかめたらプラグをラジオに差し込んでみよう。
バケツから音がでてスピーカーになっていれば成功だ!
いろいろ作ってみよう!
バケツ以外にも木箱や紙の箱、お菓子のカップでも同じように作ることができる。
音のひびきかたの違いや広がり方、大きさに違いがないか調べてみよう!
まとめ
こういった工作を経験しておくと何か自分で作ってみたり、ものへの愛着が生まれます。
何かきっかけがないとチャレンジしづらいことなので、夏休みや冬休みの自由研究として提案してみるのはどうでしょうか。