実はお家で簡単に作れてしまうチーズ。ケーキからサラダ、お肉料理のアクセントにまで、さまざまな使い方ができます。夏休みは牛乳を1本多く買ってもらって、美味しく楽しく自由研究をしましょう。
目次
自宅で作れるチーズ
自宅でチーズを作るとき、熟成させずに作る「フレッシュタイプ」のチーズだと割と簡単に作れます。いくつか紹介すると
- モッツアレラチーズ
- カッテージチーズ
- クリームチーズ
- リコッタチーズ
- マスカルポーネチーズ
などがあります。
今回はこの中から「カッテージチーズ」の作り方を紹介しますね。
カッテージチーズを作ってみよう
材料
- 牛乳1L
- レモン汁大さじ4(レモンが無ければポッカレモンでもOK!)
- ガーゼ(クッキングシートやキッチンペーパーでもOK!)
- 塩適量
作り方の手順
①お鍋に牛乳を入れて、弱火で30分程度加熱します。(60度程度で低温殺菌)
②レモン汁を加え、ヘラでかき混ぜて塊と水分に分離させます。
③分離が終わったら、ガーゼを使って水分をよくこします。(200g程度になるまでこす)
④塩を加える
これで完成です。

大人の人がいるときに作りましょうね。
牛乳でカッテージチーズができる仕組み
牛乳は元々、水に溶けにくい脂肪が、カゼインという物質にとりかこまれることによって、脂肪が水分と混ざってできています。そこにレモン汁による酸を加えることで、脂肪をカゼインが取り囲んでできているコロイド粒子は水分を酸に奪われて安定を失い、水分と脂肪(コロイド粒子)が分離してチーズができます。
酸によりコロイド粒子が水分と分離する現象を、塩析と言います。塩析は豆腐や石鹸の製造でも起きています。
カッテージチーズの食べ方
カッテージチーズはたんぱく質やカルシウムなどの栄養素を持っているものの、脂肪分を取り除いているのでヘルシーなんです!
また、カッテージチーズは発酵や熟成をさせないので独特の風味がなく、いい感じの弾力と淡白な味わいが魅力です。
実際、カッテージチーズはそのまま食べることもできます。
ですが!!せっかくなのでアレンジ方法を紹介します。
クラッカーやサラダにのせる(おしゃれ!!!)
ディップソースにする(カッテージチーズ+マヨネーズ)
サンドイッチに入れる
ケーキに混ぜる
ひき肉の代わりに使う
これ以外にもいろんな食べ方ができますよ。
興味があれば検索してみてください!
まとめ
いかがでしたか?
仕組みはちょっと難しかったと思います。
チーズを簡単に作れるということを知ってもらえるだけで嬉しいです。