【小学校低学年向け】青いザリガニを飼育しよう!

ザリガニ

夏休みに池や川で遊ぶとよく見かけるザリガニですが
実はいろんな色のザリガニがいるってご存じでしたか?
でも見かけたことないし、買うのは高いですよね。
そこで、自由研究として赤いザリガニを飼育して
青いザリガニに変えてみましょう!

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目次

ザリガニの体の色の秘密

ザリガニにはもともと青い血が流れています。人間の血液は「鉄」が含まれているので赤く、ザリガニの血液には「銅」が含まれているので青いのです。

しかし、甲羅は赤いイメージがありますよね?これは、ザリガニが普段赤い色素を持った食べ物を食べているからです。

したがって、赤い色素をもつ食べ物を食べさせなければ青くなります。

ザリガニを青く染めてみよう!

準備するもの

 大きめの水槽

 隠れ場

 石や流木

 赤いザリガニ

ザリガニの住む環境を整えよう!

今回の栄養素の偏りでザリガニにストレスを与えてしまうので大きめの水槽1つに対して1匹のザリガニを入れます。

砂はできるだけ粒の細かいものを敷いてあげます。これは、ザリガニのバランス感覚を整えるのに必要です。

隠れ家は普通共食いを防ぐために入れるものですが、今回は水草を入れないので一応入れておきます。

石や流木はザリガニが水面から出て呼吸をするために必要です。今回はろ過フィルターを使わないやり方をご紹介しているので、必ず水槽に入れましょう。

水は浅めに、石や流木に登って呼吸ができるくらいの水量にします。

具体的に何をあげればいい?

単純に餌が少なくても色は変化しますが、すぐに弱って死んでしまいます。

生のアジやサバを5mm程度にしたものを冷凍しておいて、適宜解凍して与えます。
栄養バランスをよくするため、週に1回以上は赤い色素も入っている普通の餌をあげましょう。

どれくらいかかるの?

栄養状態が変わってから脱皮をすると色が変わります。したがって、成長段階にあり1年に何度も脱皮をする子どもの方が早く色が変わります。手の平に余裕で乗るくらいの小さな子を育てましょう。

1年に何度もとは言っても夏休みの間に脱皮しない可能性もあります。

何に注意すればいいの?

水草を食べると赤くなってしまうため、水草は入れないようにしましょう!ザリガニ自身の抜け殻は食べさせないよう取り除きます

ザリガニが弱らない環境を保つため、1週間に1回、水槽の水の1/4を取り換えましょう。(清潔さは元々いた場所の環境を目安にします)

また、青いザリガニは栄養が偏って弱っている状態です。色が変わったことを確認したら、写真などの記録をとって、餌を普通に与えるようにしましょう。



まとめ

ザリガニの飼育はそんなにお金をかけずにできるのでおすすめです。
生き物を育てるのは難しいですが、夏休みの自由研究として、お家でチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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