紙に水をこぼしてしまった事はありませんか? そんな経験を自由研究にしましょう!
水に紙を片面だけぬらすとどうなるのか実験をしてみましょう。
目次
紙の繊維について調べよう
実験内容
準備するもの
- A4のコピー用紙
- 洗面器などの容器
- 水
- はさみ
実験方法
- A4のコピー用紙を、用意した洗面器に入る程度の大きさに切ります。(A4のコピー用紙なら4等分程度)
- 用意した洗面器に水を張ります。
- 切ったA4のコピー用紙の片面だけ水にぬらします。
- テーブルの上などにぬらした紙を置き、観察します。
実験結果
ぬれた紙を観察すると、紙が丸まっていると思います。
なぜ丸まるのかというと、紙を作るとき長い繊維が同じ方向に並びやすく、その並んだ方向と直角な方向に繊維はよく膨らみ、伸びるからです。この紙の片面をぬらす実験では、繊維の並んだ方向と直角な方向に紙が伸び、丸まる結果になります。
繊維を糸と想像すると、糸がたくさんあり、その糸が水をふくんで太くなり、全体を見ると横に伸びているように見える、というイメージだと思います。(実際に繊維が太くなっているのかはわかりません。)
応用編
- A4のコピー用紙を他の紙に変えて実験してみましょう。
- 水に紙をぬらすとき、片面だけではなく両面ぬらして観察してみましょう。
- 紙をぬらさずにビリビリとさいてみましょう。キレイにさける方向と、横方向にさけてしまう方向があるかもしれません。
- 水を片面だけぬらすと、ぬらした面が山になって丸まるのはなぜでしょう?自分なりの考えをまとめてみましょう。