[小学生1年生から小学生4年生向け] ペットボトルの水槽でメダカの飼育-2~3匹が限界です

Oryzias_latipes(Hamamatsu,Shizuoka,Japan,2007)-1

小学生低学年でもできる工作として、メダカの水槽をつくるというのはいかがでしょう

工作と観察両方出来ますし、何よりもお金がかかりません

ただし、メダカを飼い続けるためには普通の水槽よりも手間がかかります

そのあたりのコツを紹介します

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目次

ペットボトルで水槽をつくる

なるべく大きなペットボトルを用意します

水が少ないと、すぐに水がよごれてしまったり、酸素不足になったり、水温が一定に保てなかったりします

メダカの住んでいるのは、つねに水が流れている川の中です

なるべく、その環境に近づけるのがメダカを元気に飼うコツです

身近で一番大きなペットボトルは2リットルのものでしょう

次に、ペットボトルを横置きにして上部を2箇所ほど切り取ります

新鮮な空気に触れる面積が大きいほど、酸素不足になるのを防ぐことが出来ます

そして、底床に園芸用の赤玉土を入れましょう

赤玉土を入れることによって、水質を弱アルカリ性に保つことができます

また、土にバクテリアが増えることによって、水の汚れを分解してくれます

スドー メダカの焼玉土 茶 1リットル メダカ 底床材 関東当日便

最後に水をいれ、アナカリスや マツモなどの水草をいれます

水草は光合成によって酸素を作り出してくれますし、日よけの役割も果たします

また、メダカが卵を産みつける場所にもなります

(水草)メダカ・金魚藻 ライフマルチ アナカリス(1個)

メダカは2~3匹くらいが適当です

水質や酸素の量を考えると、ペットボトル水槽で飼うメダカは2~3匹にとどめておきましょう

水を循環させるポンプなどを使えば、もっとたくさん飼えますが、ペットボトル水槽では2~3匹が限界です

メダカを飼う場所

メダカを飼う場所は、直射日光の当たらない、明るい場所が適しています

直射日光が当たると、水の流れのない水槽では、あっという間に水温が上がってしまいます

塩や砂糖などの固体は水温が高いほどたくさん水に溶けますが、酸素などの気体は水温が高いほど溶けにくくなります

水温が高くなると、水の中に解けている酸素の量が少なくなり、メダカが酸欠になる可能性が高くなります

しかし、暗すぎると水草が光合成を行えず枯れてしまいます

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水の入れ替えのやり方

メダカを飼い始めると、ときどき水を入れ替えなければなりません

水道水をそのまま使うと、消毒用のカルキでメダカが弱るのでカルキ抜きをしましょう

水道水を汲み置きして、屋外で太陽の光に当てれば6時間ほどで、屋内ならば2日ほどでカルキは抜けます

日光に当てた場合は、水温に注意しましょう

水槽を置いている場所に移動して、回りの温度に近くなるまで置いておきましょう

カルキ抜きのための中和剤も利用できます

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水を代えるときは、水槽の1/3くらいの量にします

水槽の水の中には水質を浄化してくれるバクテリアがいます

一度に水を代えるとこのバクテリアを取り除いてしまうことになるのです

水質の変化でメダカが弱ってしまのを防ぐためでもあります

メダカが卵を産んだら別の水槽に移しましょう

水草に卵が産みつけられたら、別の水槽に移します

そのままメダカと一緒にしておくと、食べられるおそれがあります

メダカの卵は10日ほどで孵化します

まとめ

ペットボトル水槽は最初は手軽ですが、ずっとメダカを飼い続けるためにはデメリットも多くあります

ポンプの設置がしにくく、水質の維持がむずかしいことやプラスチックの透明度を保つことがガラスよりも難しいこと、水の入れ替えの回数を増やさなければいけないことなどがあげられます

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