昨年、2018年は伊能忠敬(いのう ただたか)の没後200年にあたる年でした。 伊能忠敬は、日本各地を歩いて測量し、日本全国の地図をはじめて作るという偉業をやりとげた人物です。 そこで、伊能忠敬と地図の測量について調べてみてませんか? 今回は伊能忠敬がどんな人物だったか、どんな測量をしていたかを簡単に紹介します。 それではどうぞ
目次
伊能忠敬の地図作り
調べものをしよう
伊能忠敬について「図書館」や「インターネット」などで調べましょう。
図書館では、歴史の本や測量についての本などを探しそれを参考に調べてください。
インターネットでは、「伊能忠敬」などのように検索し調べてください。 ポイント
インターネットでは、検索してみていいなと思った記事にはブックマークやお気に入りを付けておきましょう。
あとで調べものをするときにそのページに行くのに同じ方法で行けなくなっているときなどがあります。

・いつの時代の人か
・どんなことをしたのか
・測量方法とはどんなものだったのか
・道具はどのようなものを使っていたのか
などを調べよう
伊能忠敬ってどんな人?
伊能忠敬は江戸時代の1745年2月11日に上総国(現在の千葉県)で次男として生まれました。
成長した伊能忠敬は、酒造家の伊能家に婿入り(むこいり)し、商人とし暮らしていました。 1974年に隠居すると50歳の時に、江戸へ行き、19歳年下の天文学者高橋至時に弟子入りしました。
伊能忠敬は、天体観測・測量の技術などを学びました。
実は地球の大きさを知りたかった?
伊能忠敬は、江戸(東京)から蝦夷(北海道)を測量して地球の大きさ(直径)を知りたいとして、日本の測量を始めました。
日本の測量を始めたのはなんと50代半ばの55歳からです。 55歳から72歳までの間に全国を回って地図を作成し、74歳で江戸八丁堀の屋敷で没しました。
その後、友人や門弟たちの協力で『大日本沿海輿地全図』を完成させ、日本の国土を正確な姿で表しました。
どうやって測量した?
伊能忠敬が行った日本地図の測量方法はどんなかんじなのでしょう。
目印をつける
まず、測量杭や梵天(ぼんてん)を立てて目印を付けます。
距離を測る
目印を付けた後、目印と目印のあいだの距離を歩いて測りました。
忠敬は、一定の歩幅で歩く訓練をしていました。1歩は正確に69cmだったそうです。
1歩が正確だったため、歩数から距離を計算できたようです。
方角を調べる
距離を測ったあとは、道具を使って方角を調べます。
そのあとは道具を使ったり、星を見たりして、自分の位置をわり出し、測量が正しいかを確認したりしていました。 この作業を日本中を歩きまわってえんえんとくり返したということです。
伊能忠敬が歩いた距離は4万キロとされ、地球1周分もの距離を歩いたといわれています。 こちらの他サイト様で測量方法をわかりやすく絵で紹介しています。
伊能忠敬の測量【身近な土木】

イベント・体験教室
自由研究を応援!夏休み子ども向け体験教室「忠敬の地図作りにプチ・チャレ!」
伊能忠敬のイベント・体験教室が伊能忠敬記念館(千葉県香取市佐原)であります。
お近にお住まいの方や旅行に行かれる方は、参加されてみてはいかがでしょうか。 ※事前申し込みが必要です!
開催日:令和元年8月4日(日曜日)、11日(日曜日)、12日(月曜日・祝日)、18日(日曜日)
時間:午前10時30分から正午ごろまで(予定)
対象:小学4年生~中学3年生まで
定員:各回10人(先着順)
参加費:無料
予約:7月6日(土曜日)午前9時から電話にて受付開始
※ご家族ごとにお申込みをお願いします。
申込先電話番号:0478-54-1118(伊能忠敬記念館)
公式サイトはこちら
まとめ
まとめるテーマとしては、







などのようにまとめていきましょう!
伊能忠敬と同じやり方で家の近くの道を測ってみるのもよいでしょう♪
普段、何気なく見ている地図がどのようにして作られているか、偉人を通して学んでみてはいかがでしょうか?