【小学校中学年・高学年向け】研究 数について調べよう

自由研究は何をしたらいいのか迷う人も多いと思います。
今回、紹介するのはについて調べていく自由研究です。
お金もかかりませんし、調べるうちに面白くなると思うのでおすすめです!

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目次

自由研究

数の研究という自由研究でも、いろんなテーマが考えられます。
ここでは巨大数と呼ばれる大きい数を研究するテーマと、各国の数の表し方を研究するテーマを紹介していきます。

巨大数についての研究

巨大数とは、文字通り、巨大な数の事です。
例えば、2018年の世界の人口は約750000000人であり、巨大な数で表します。
他にもヒトの細胞の数は約37000000000000個あるとされ、これも巨大な数で表されます。
こうした巨大な数が巨大数です。
人口や細胞の数のように、巨大数は私たちの身近なところにも現れます。
実際に調査してみるとおもしろい研究が出来上がると思います。
調べ方・調べる内容

インターネット図書館で調べるのが簡単です

 

基本的には以下の内容を調べれば、自由研究の内容が出来上がると思います
・その数の名前
・その数の大きさ
・その数の説明
・調べた数の大きさの比較

 

一番わかりやすいのが一億一兆などの数です。「億」や「兆」は数字を表すための言葉で、もっと大きな数を表す言葉がたくさんあります。その一覧を小さいものから順番に例として挙げます。

一万(まん):10000
一億(おく):100000000
一兆(ちょう):1000000000000
一京(けい):10000000000000000
一垓(がい):100000000000000000000
一(じょ):1の後に0が24個
一穣(じょう):1の後に0が28個
一溝(こう):1の後に0が32個
一澗(かん):1の後に0が36個
一正(せい):1の後に0が40個
一載(さい):1の後に0が44個
一極(ごく):1の後に0が48個
一恒河沙(ごうがしゃ):1の後に0が52個
一阿僧祇(あそうぎ):1の後に0が56個
一那由他(なゆた):1の後に0が60個
一不可思議(ふかしぎ):1の後に0が64個
一無量大数(むりょうたいすう):1の後に0が68個

とても大きな数字ですね。基本的には、前の数が千倍の大きさになると、名前が変わります。一無量大数などは0があまりに多くなるから、書けませんでした。実際に一無量大数を紙に書いてみるとその数の大きさがわかると思います。

またこうした数の名前にも、そう名付けられた理由があります。
例えば、恒河沙の「恒河」は南アジアのガンジス川を、「」はを意味します。
なぜこれが大きい数を表すのかというと、恒河沙は「ガンジス川の砂の数ぐらいたくさん」という意味で使われていたからです。
こういう意味だったので、一恒河沙は、1の後に0が52個つく数を表す言葉になりました。



各国の数の表し方

世界の人口やヒトの細胞の数のような巨大数は、たくさんの数字で表すので、どのくらい大きい数なのかすぐにわからないかもしれません。

こういう時に私たちは数詞(万・億・兆など)という言葉を使います。
これを使うと世界の人口は約75憶人、ヒトの細胞の数は約37兆個と表せます。
こちらのほうがどのくらい大きいか分かりやすいと思います。

こうした数詞で数を表す方法を「命数法」、数字で数を表す方法を「記数法」と言います。
この命数法も記数法も、世界によって表し方が異なります。
どんな表し方があるか調べてみると、面白い研究ができると思いますよ。

調べ方・調べる内容

インターネット図書館で調べるのが簡単です

 

基本的には以下の内容を調べれば、自由研究の内容が出来上がると思います
・その数の表し方を使っている国
表し方の説明
・アラビア数字(0,1,2,3など)との比較

 

四十二のように、日本では漢字で数を数えることができます。韓国でもハングル文字を使って、日本の漢字のような数え方ができます。ただし、当然ですが使われている文字は違います。
0から10までを数えると次のように対応しています。

0  零 영(ヨン)
1  一 일(イル)
2  二 이(イ)
3  三 삼(サム)
4  四 사(サ)
5  五 오(オ)
6  六 육(ユク)
7  七 칠(チル)
8  八 팔(パル)
9  九 구(ク)
10 十 십(シプ)



まとめ

自由研究をするなら面白いことをしたいですよね
数について調べる自由研究は、いろんな方向からできると思うので、とても面白いと思いますよ!
ぜひ、今回の自由研究のテーマはにしてみましょう!

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